バッテリー長持ちのコツ|電池を長く使うためのポイント
リチウム電池について知っておきたいこと
ダイブコンピューターには、スマートフォンやノートパソコンなどにも使われているリチウムイオン電池が使われています。
充電式で長持ちするため、ダイビング機器にも非常に適した電池です。
ただし、完全に使い切るのはNGです。電池が空のまま長時間放置されると、バッテリーに永久的なダメージが生じることがあります。
そのため、すべてのMISSIONシリーズには保護回路が内蔵されており、常にバッテリー電圧を監視し、異常があれば自動的に保護が働くようになっています。
とはいえ、リチウム電池は時間の経過や使用によって徐々に劣化します。
また、以下のようなちょっとした使い方のクセで、寿命が早まってしまうことも。
たとえば…
接点が濡れたまま充電してしまうと、バッテリーの劣化だけでなく、本体の過熱や膨張、発火などの危険な故障につながる可能性もあります。
❌ よくある間違い①:充電したまま一晩放置
100%の状態で長時間(特に一晩中)充電したままにしておくと、バッテリーの劣化が早まる原因になります。
可能であれば、30〜50%の間を維持するのが理想的。
充電は日中や自分がそばにいるタイミングで行い、満充電になったら早めにコンセントから外すのがベストです。
❌ よくある間違い②:バッテリーを0%まで使い切る
毎回、バッテリーを完全に使い切ってから充電していませんか?
実はそれ、バッテリー寿命を縮める原因になります。
充電は残量20%くらいで開始するのが理想です。
毎回0%まで使い切ると、内部電圧に影響が出て、最悪の場合、電源が入らなくなることもあります。
❌ よくある間違い③:安価で信頼性の低いUSB充電器の使用
すべてのUSB充電器が同じ品質とは限りません。
「5V 2A」と書いてあっても、正確に電力を供給できないものもあります。
安価な充電器を使うと、過熱や過充電、本体の損傷につながる恐れがあります。
信頼できるブランドの充電器を使用し、推奨スペックに合ったケーブルを使いましょう。
💡 季節限定でダイビングされる方へのアドバイス
夏だけダイビングをする方や、しばらく使わない予定の方は、
保管前に必ずフル充電してください。
その後も、2ヶ月に1回くらい充電してあげることで、バッテリーの健康状態を保ち、過放電を防ぐことができます。
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