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MISSION ONEMISSION2MISSION3

バッテリー寿命の延長

リチウムバッテリーの特性について

MISSION ONE、MISSION2、およびMISSION3のダイビングコンピューターはリチウムバッテリーを使用しており、充電可能で長寿命という特徴から、多くの電子機器で広く採用されています。
しかし、リチウムバッテリーには過放電に弱いという欠点があります。つまり、長期間完全に電力がない状態に置かれると、バッテリーに深刻なダメージを与える可能性があります。

これを防ぐために、MISSION ONE、MISSION2、MISSION3のバッテリーには保護回路が内蔵されており、電圧をリアルタイムで監視し、異常が発生した場合には自動で保護機能が作動します。

ただし、リチウムバッテリーは消耗品であり、使用回数や経年により蓄電能力が徐々に低下するのは正常な現象です。
たとえば、「充電端子が濡れている状態で充電する」といった誤った使い方は、バッテリーの劣化を早めるだけでなく、熱暴走を引き起こし、発火や爆発などのリスクを伴う可能性があります。


❌ NGな充電習慣1:一晩中充電する

バッテリーを長時間100%の状態に保つと、劣化が早まります
理想的には、バッテリー残量を30〜50%程度に保つことで、寿命をより長く維持できます。
そのため、就寝中の充電は避け、起きているときに充電状態を確認しながら使用することを推奨します。


❌ NGな充電習慣2:電源が切れるまで放置してから充電

リチウムバッテリーは、充電サイクルを繰り返すごとに性能が低下していきます。
電池残量が0%になるまで毎回使い切ってから充電すると、バッテリー劣化が加速します。
20%程度残っている段階で充電するのが理想的です。
0%まで使い切る習慣は、バッテリー内部の電圧バランスに悪影響を及ぼし、最悪の場合は電源が入らなくなる原因にもなります。


❌ NGな充電習慣3:品質の低いUSB充電器を使用

USB充電器には一般的に、入力・出力の電圧と電流が明記されています(例:入力100-240V~50/60Hz 0.15A、出力5V 2A)。
しかし、市販されているUSB充電器の品質には大きな差があります。
表示と実際の出力が一致しない粗悪な充電器を使用すると、過充電・過熱・デバイスの損傷を招く可能性があります。
信頼できるメーカーの充電器や、規格に適合した充電ケーブルを使用してください。

参考記事:Allion Tech Systems – USB Charger


💡 季節限定でダイビングをする方へ(例:夏のみ)

しばらくMISSIONシリーズの使用予定がない場合は、バッテリーを満充電の状態で保管し、2か月に一度は充電を行ってください。
これにより、過放電によるバッテリーの劣化を防ぐことができます。

 

 


詳細な支援が必要な場合は、以下のFacebookメッセージリンクからお問い合わせください:https://www.facebook.com/atmosocean